3月18日(月)曇り後晴れ
今日は午後東京で打ち合わせ、という事は、
午前中少し早起きすればいいことがあるという事で、(AM3:30 蓼科発)
東京での仕事の時は何時もの事で、少し遠回りして、趣味のマリンスポーツを楽しみに、鎌倉由比ガ浜へ。
風が少し強かったのですが、サーフィン出来ないコンデイションではなかったので、2週間ぶりに海を楽しめました。
サーフィンを終え、鎌倉市の中心部にある鶴岡八幡宮のそばを抜け東京杉並へ。。。。
(ちなみに鎌倉の大仏様は高徳院です。私はまだ行った事はありません。)
午後の打ち合わせを終えた帰り道、18年前建築しましたウッドデッキの修繕の下見に山梨県清里へ。
建築地は清里駅近くにあります。
3年前までは住宅として使用されてましたが、娘様が大学に進学で東京に行かれたこともあり、
その後ご両親は東京での生活に、、、
今年からまた別荘として使用されるという事で、昨年壊れたウッドデッキを修繕をすることになりました。
そう、私には、この清里という土地はとても思い出深いところです。
京都カモノセキャビンをやめ自分のログビルダーとして、可能性を求め、自分を試すために、夢を見て京都離れ訪れたところです。
しかしその夢が覚めるのに時間は掛かりませんでした。
建築を全く解ってない自分に気付き、自分のあまりにもの無力さを思い知らされ、、、、
時期とすれは、1月、2月、3月と冬の一番寒い時期に訪れた事もあって、
初めて体験したし信州の冬の寒さが耐えきれない程に寒く、
たった3ヶ月で絶望感を持ったまま京都に帰る事になったのです。
京都に帰って更なる試練が待っていました。
仕事が無く、夢破れ、全てを失い、どうしようもない私でした。
そんな中、私を救って頂いたのが、大学時代の恩師横内先生でした。
カモノセログを紹介して頂いたのも横内先生でした。
何故先生に相談に行ったかは忘れましたが、先生に相談に行ったとき。
「渡辺、俺の下で机上の図面で建築を学んでみないか。」
そう声をかけて頂き、(この言葉は今も忘れていません。)先生の下で設計の勉強をすることになったのです。
今の私が建築の仕事が出来るのも、横内先生の事務所で学んだ設計の仕事があってこそなのです。
絶望感もチョットした考え方一つで、絶望が希望に変わるという事も学びました。
そんなこんなで、そういう辛い思い出の清里でしたが、
今の自分はこの清里に来て、いい思い出だったと振り返る事ができるようになりました。
そう、今私が一番感じていることは、今までの仕事、人との出会い、全ての人生経験が今の自分に繋がっていると、、、、、
感謝の気持ちしかありません。
さて、今日は朝3時半蓼科発、由比ガ浜、東京、清里、帰宅時間夜7時。
車での移動時間8時間、ちょっと今日は疲れましたね。
夕食を終え、只今の時間8時過ぎ、今から明日の準備です。